JavaGold勉強会レポート Vol.1

benkyokai

業務向けシステムなどではいまだに大きなシェアを持つ、プログラミング言語JavaJavaを使える力を持っていると客観的に証明することは、エンジニアとしての実力を示す一手段です。当勉強会は、Oracle社の認定資格「Oracle Certified Java Programmer, Gold SE 8 認定資格(以下、JavaGoldとします)」に合格することを目指す人のために開催された、我が社の勉強会における「エキスパートクラス」です。

開催から4ヶ月で2名ものJavaGold取得者を輩出しているJavaGold勉強会は、社員の中では「もしかしてスパルタ講義なのか?」と囁かれおり、その第5回目となる講義の真相を探るべく、ハラハラドキドキしながらレポートしていきます。


1.今回のテーマと内容

今回の勉強会のテーマは、Gold試験の重要範囲であるラムダ式とストリームAPIなどの復習ですが、講義を始める前にJavaGoldに合格した受講者から貴重な話をしてもらう事になりました。成功者の体験談って大切ですよね、早速聞いてみましょう。

1-1.合格者の声

先月、資格試験にてめでたく合格した勉強会受講者が、今回も引き続き参加していました。資格を取得したから勉強は不要…ではなく、更に学べるものがあるはずだ、と言う向上意欲が非常に伝わってきます。今回の勉強会は、講師と受講者から「合格おめでとうございます!!」と、お祝いの言葉から始まりました。業務都合で遅れてしまった受講者が来る度にお祝いの言葉をかけるので、合格者は照れ臭そうでしたが、試験に向けどの様にどれだけ勉強したのか、本番で出た問題は何か、受験時に気を付けることは何かなど、これから試験に挑む受講者へ共有している姿は、努力が実り自身を漲らせるとても良い表情でした。受講者は真剣に聞き入り「次は我こそが!」と強い意志(オーラ)も感じられ、和やかなムードではあるものの、ピリッとした空気が漂っていました。

「『大事なのは根気強く勉強を続けること、自分でプログラムを書いて動かすこと』と話して貰えた事は、これから受験する方にとって、大いに参考になったことでしょう。」とメイン講師の大石さん。この勉強会ではJavaGoldの資格取得をコミットする!と掲げているだけに、合格者が並々ならぬ努力をして合格した事を、本人以上に喜んでいました。仲間って、本当に良いものですね!

1-2.ラムダ式・メソッド参照

さて、合格者の声も聞けたので、本題の講義開始です。既に受講生の大半はJavaGoldの出題範囲について学習を終えている様子で、本番試験に向けた総仕上げに着手していましたが、大石講師によるとラムダ式とストリームAPIを復習することが重要であるとのこと。

「ラムダ式やストリームAPIを正しく理解し使いこなせないと、試験で得点を大きく取りこぼすリスクがあります。また、JavaGoldに合格した人でも、理解不十分な人が多いのが実情です。」と語る大石講師。ラムダ式・ストリームAPIは恐らく全出題問題数の半分以上を占める、非常に得点ウェイトが大きなものらしく、ラムダ式やストリームAPIは問題の一部として、スレッドやNIO.2などの問題ではごく自然に出てくるとのこと。ふむふむ、JavaGoldの試験対策だけではなく、Javaエンジニアとしての質を高める事も出来る訳ですね。

ラムダ式・ストリームAPIの講義風景。小さいですがホワイトボードにギッシリと内容を書きながら説明していました。

「Java Gold試験での最重要概念「ラムダ式」とはなんぞや。これを何も見ずに一言でビシッと言えたなら、ラムダ式マスターとして私が勝手に認定します。」と鼻息を荒くして熱弁する大石講師。しかし、受講者へラムダ式とは何かを問いかけるも、イケてる回答がなかなかスパッと出て来ない様子。

一通り受講者の回答を聞いた後、「ラムダ式とは、一言で言えば「関数型インターフェイスを実装した匿名クラスのインスタンスを超簡単に作る文法」です。」と説明されました。聞き方によるとこの解説に近い方もいましたが、いま一歩ってところなのでしょうか、残念ながら大石講師を納得させラムダ式マスターに認定される方はいませんでした。(次回、頑張りましょう!)

ここから、講師によるラムダ式の考え方の説明が行われました(上の画像にもある通り、ホワイトボードもギッシリ)。

「関数型インターフェイスを実装した匿名クラスから、どの不必要な部分が削除されて、最終的にラムダ式になるのか。関数型インターフェイスの何をヒントにして、Javaコンパイラがラムダ式を解釈するのか。重要なのは引数の型、戻り値の型と数です。」と説明し、続けて「この考え方の秘訣は、この講義を受講した人だけのもの。」と普段は大人しい大石講師がまたもや熱弁(大石節が炸裂してました笑)。

ラムダ式の後は、同じようにメソッド参照の考え方についても説明が行われました。これも関数型インターフェイスを実装した匿名クラスと、メソッド参照されるメソッドとの関係性に着目した説明となっており、受講者は真剣に話を聞きながら理解し、必死にメモを取っていましたので、もう大丈夫でしょう。次回はラムダ式マスターの認定をしてもらってくださいね!

1-3.ストリームAPI

ラムダ式の次は、ラムダ式を活用するためのストリームAPI解説に入りました。「ストリームAPIは、ループの別構文というような考え方で覚えてしまうと、その本質を見誤ります!」と注意すべきポイントから始まり、続けて「重要なのは要素ごとに処理が独立して行われるという考え方で、ある処理の出力が別の処理の出力になること。それらの小さな処理を必要なだけ連続させて、求める結果を得ること。」とホワイトボードにガンガン書きながら説明していました。受講者は「なるほど!!」という顔で、講師が説明の図で埋め尽くすホワイトボードを見て、またもや必死にメモを取っています。

JavaGold勉強会では、スライドに映したテキスト資料をベースにしつつも、大石講師が臨機応変にホワイトボードを使い、具体的な説明を行うのが大きな特徴です。この様な予備校スタイルだからこそ、受講者から随時出て来る質問にも即座に回答でき、かつ、受講者全員へ理解させる事が出来るのですね。また、メイン講義で理解しきれなかった受講者へは、補講講義まで行い理解させているとか。

講義は標準APIで用意されている関数型インターフェイスの覚え方に発展。

「関数型インターフェースの覚え方には名前にルールがあるのです。基本となる4つの関数型インターフェイス(Function/Supplier/Consumer/Predicate)と、派生形の名前のルールさえ覚えてしまえば丸暗記は不要。そうやって効率的に覚えるのがコツです。」と細かな試験対策まで解説。JavaGoldの資格取得者を輩出する秘密が、少し分かった気がしました(決してスパルタではないと笑)。


2.次回予告

次回は、本番試験前の最後の講義と言うこともあり、本番試験の模試を行うとのこと。講義の時間は2時間弱なので本番試験の時間より短いのですが、本番を想定したシミュレーションは回数をこなすほどに効果が上がりそうです。いろいろな資料・参考書を用いて準備した問題の山が、受講者を待っているそうですので、良い練習になると思われます。みんな、頑張って!!


3.受講者の声と評価

今回参加した受講生は7名、我が社の辛口アンケートでも満足度の平均点が96点でした。受講者からは「要点が絞られていて分かりやすい」「理解があいまいだったところもあり、スッキリした」「Streamが絵付きの説明で納得できた」等などのコメントが届き、JavaGold取得に向けて大きく役立てた講義だったのだと感じました。


4.勉強会で伝えたいこと

この勉強会で伝えたいのは、自分からアウトプットすることの重要性です。Javaに限らず、勉強は他者が理解できるレベルでアウトプットする事が出来て、初めて「完全に理解できた」と言えます。今回の勉強会でも、各受講生のGold試験の範囲に関する理解を、私の質問に対する回答という形で、アウトプットして貰いましたが、やはりなかなか難しいようです。

しかし、Gold試験の範囲内でも理解が難しいラムダ式やストリームAPIだとしても、自分の言葉で理解することがまず最初です。その次に、自分が理解したものを他人が理解できるよう説明すべく、一生懸命工夫を重ねる。その過程で、より深い理解に到達できるのです。この様な感じで、Javaの勉強を通して、一生通じる勉強のコツのようなものも伝えていけたらと思っています。(談:メイン講師の大石さん)

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