基本情報技術者試験について徹底解説

SEの登竜門!IT業界定番の国家資格「基本情報技術者試験」とは

新人の頃「基本情報技術者試験は受けてください」と、取ってあたりまえだから、くらいの勢いで言われたことを覚えています。

ベンダー資格と違って、問題の中に出てくる用語をそのまま使う機会も少なく、これ、ほんとに役に立つのだろうかと、かなり渋々勉強しましたが、その後じわりじわりと(笑)あの時勉強しておいてよかったなぁと思うことが増えてきました。

この試験のための学習は、即効性はありませんが必ず役に立ちます。

また、試験問題は、専門家約400名からなる試験委員が作成しています。半数以上は現役でIT業界に勤務されている方々ですし、教育機関に勤務されている方もいらっしゃいます。

特定のOSや機種・ソフトに限定されない汎用的な知識が身につき、さらに常に時代の変化にも対応できる試験であるといえます。

では、IT業界定番の国家資格「基本情報処理技術者」とは、どのような試験なのか解説していきましょう。


1.基本情報技術者試験とは

基本情報技術者試験は、IPA(情報処理推進機構)が試験を実施している情報処理技術者試験の一試験区分であり、「情報処理の促進に関する法律」に基づく国家試験です。(取得後に、更新のための講座を受講したり、試験を受ける必要はありません)

対象者として、「高度 IT 人材となるために必要な基本的知識・技能をもち,実践的な活用能力を身に付けた者」と、あります。

ざっくり言いますと「IT業界で働くなら、ここは理解しておいてね」という内容の試験で、ハードウェア、ソフトウェアの基本的な仕組みや動作、プログラム作成時の考え方や命令文を理解しているか、そして会社運営に関わる法律や経営全般に関わる内容が出題されます。

IPAの情報処理技術者試験の中では下記のような位置付けとなっています。

情報処理技術者試験のレベル

2000年度まで試験の名称が「第二種情報処理技術者試験」であったことから、「二種」という略称を使用する人もいますし、この試験は1969年から実施されていますので、「自分の親が持っています」という人も増えてきました。

余談ですが、午後問題が記述式からマークシート方式に変更されたのは1994年の秋期試験からですので、「二種」の時代に受験した、ほとんどの人は、プログラムの命令文を手書きで回答していました。(選択肢無し)受験者も大変でしたが、採点する側も大変だったのではないかと思います。

・参考

IPA 試験区分一覧】

https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/seido_gaiyo.html

 

ちなみに、資格を取得し10年以上の実務経験があれば、問題作成側となる「試験委員」に応募することも可能です。(不定期で募集しています)

IPA 委員会の構成】

https://www.jitec.ipa.go.jp/1_12sosiki/iinkai_kousei.html

1-1.試験要項

午後試験で出題するプログラム言語が見直され、COBOLが廃止され、Pythonが追加されます。

よって、2020年からは以下の選択になります。

2020年からの出題言語

C、JavaPython、アセンブラ言語、表計算ソフト

試験要項は、以下のページで必ず確認しましょう。

IPA 試験要綱・シラバスなど】

https://www.jitec.ipa.go.jp/1_04hanni_sukiru/_index_hanni_skill.html

COBOLの出題は2019年秋期試験までです。

Pythonの言語仕様、シラバス(知識・技能の細目)、サンプル問題については、201910月に公開される予定です。

1-2.配点割合

2019年と2020年以降では、午後試験の配点が異なります。

点数配分

午前、午後の両方とも、60/100点以上を取得しなければ合格できません。

1-3.午前免除制度

基本情報技術者試験には、午前試験を免除する制度があります。情報処理推進機構(IPA)の認定講座を受講し修了試験に合格すると、午前試験合格と同等とみなされ試験が免除されます。(免除期間は修了を認められた時点から1年間です)対象となる講座は日本全国で開講されており、資格試験の専門学校だけでなく、企業や大学なども認定されています。

IPA 認定免除対象科目履修講座一覧】

https://www.jitec.ipa.go.jp/1_80tokurei/koza_ichiran.pdf


2.取得するメリット

午前問題に基礎知識、午後にプログラミングに関する問題が出題されるため、取得していると、開発言語についてもある程度わかっていることがアピールできます。それに、試験の中で問われることは、IT業界で働く人には是非覚えておいていただきたい基礎知識です。

今後の仕事のなかで、次に何か新しいことを覚えるときに必ず役に立ちますし、基礎の有る無しで、インフラ構築に進もうが、プログラマーになろうが、あらゆる面で差が出ます。基礎という土台があってこその応用技術です。

また、ベンダー資格は「その試験を実施している企業独自の知識」と、限定されたものとなってしまいますが、基本情報技術者試験(以下、基本情報)では汎用的な知識を問う内容となっています。資格の有効期限もありませんので生涯履歴書に記載できます。

私は「基本情報」と「二種」の時代に、それぞれ受験して合格しています。

「二種」の時は新卒入社時だったので「ナニコレ。食べたらウマいのか」状態でしたし、当時は「月間情報処理」という月刊誌がありましたので、それを2~3カ月間買って勉強していましたが、どうにも実感がわきませんでした。

基礎が大切、と言われても、実践で得た知識にはかなわないと思う気持ちもありました。

正直、いまでも仕事をしていて10進数を2進数に変換して何かしたことはありませんし、システムの直列だの並列だの考えても、ベテラン勢の「人の連携で障害を乗り切る」という奥義(笑)には、かなわなかったりもします。

しかし、車の運転でもそうですが、アクセルやブレーキが何の役割をするのかを知っているか否かで雲泥の差があるように、基本情報で出題される「そもそもコンピュータっていうのはね」という知識が有る無しでは、事象の見方や対処方法が変わってきます。

単純な例をあげますと、何か印刷をした時に必ず文字化けしてしまう場合、プリンタドライバの選択しなおしや設定変更、あるいは入れなおし、という対処をされることがあると思いますが、このプリンタドライバは何故必要なのでしょうか?

プリンタは基本情報定番解説「コンピュータの5大装置」の中で「出力装置(プリンタ、ディスプレイなど)」という説明で登場します。出力装置は、CPU(制御装置+演算装置)からの命令を受け取ってデータを出力します。ですので、文字化けの場合「出力命令は出ている」ということになります。

データは問題ない、プリンタ本体も故障していない、あとは何が?ということになりますが、ここで、プリンタに出力されるしくみにプラスして、「デバイスドライバの役割」の知識が活かされるわけです。デバイスドライバはコンピュータとデバイス(上記の場合はプリンタ)の間の通訳のような役割をするソフトウェアですが、これの存在と役割を知っていれば、「ドライバの設定を見直そう」「バージョンが古いのかも」というようなことを思いつくことができます。

後々PCをリカバリした時にも「ドライバもインストールしなきゃ」という発想に至るかどうか(=リカバリ後に印刷できる状態に戻せるかどうか)という違いが出るということです。

感覚的に「ドライバをインストールすればいい」とわかっていたとしても、その理由や付随する知識があれば、他にも応用することができます。この試験のための学習をすることにより、コンピュータやプログラムを動かすために必要な考え方や、どうしてこうなるのか、という部分を覚えられることが大きなメリットです。


3.試験の評価・難易度

2回(春期、秋期)試験が実施され、年間約5万人受験しているなか、合格率は、おおよそ2030%という試験です。ITパスポートや、セキュリティマネジメントが「ITを利活用する者」を対象とした試験であることに対し、「基本」とついてはいますが、その名のとおり情報処理技術者向けの試験です。

企業内では、昇進、昇給、報奨金の対象となっている場合が多く、IT企業への就職時にも「取得するメリット」であげたような理由で評価、人気ともに高い資格です。

3-1.初心者はITパスポートから

プログラミング経験もなく、ITに関する知識もいまひとつ、という初心者の場合は、いきなり基本情報を受験するのではなく、まずはITパスポートにチャレンジすることをお勧めします。

ITパスポート試験は申し込みも随時受け付けられており、出題範囲も基本情報の午前問題と、ほぼ同じです。

3-2.学習期間の目安は3カ月

初心者の方の場合は前述のように、ITパスポートを取得後に基本情報の学習を開始されることをお勧めします。基本情報の午前問題と範囲はほぼ同じで、設問も若干やさしく記述されていますので、学習しやすいと思われます。

経験者の方は、自分が午前、午後のどちらの問題が不得意なのかを見極めましょう。午前問題が苦手な場合は、以下の3点を心掛けて学習してください。

  1. 参考書は、数回流し読みをし、苦手な部分を再度じっくり読む。
  2. 過去問を解き、苦手な部分を確認する。解説は必ず読む。
  3. 法務、経営、経営戦略などに関する用語は、覚えていなければ答えられないので、必ず確認する。

午後問題が苦手、あるいはまったくの初心者です、という場合は、もう12カ月プラスして学習計画を立てましょう。


4.基本情報技術者試験の内容

では、試験内容を見てみましょう。試験は午前、午後にわかれており、両方とも、60/100点以上を取得しなければ合格できません。

試験時間は、午前は9:3012:00まで、午後は13:0015:30までの、それぞれ150分です。

■午前問題

80問出題され全問に解答します。各分野からほぼ決まった問題数が出題されます。

テクノロジ系(50問前後)

コンピュータの構成、セキリュティ、ネットワーク、データベースなどのIT技術関連知識です。

  • 基礎理論
  • アルゴリズムとプログラミング
  • コンピュータ構成要素
  • システム構成要素
  • ソフトウェア
  • ハードウェア
  • ヒューマンインタフェース
  • マルチメディア
  • データベース
  • ネットワーク
  • セキュリティ
  • システム開発技術
  • ソフトウェア開発管理技術

マネジメント系(10問前後)

開発の流れ、プロジェクト管理方法、システム監査など、プロジェクトマネジメントに関する知識です。

  • プロジェクトマネジメント
  • サービスマネジメント
  • システム監査

ストラテジ系(20問前後)

企業活動、法務、経営、システム戦略、マーケティングなど、経営全般に関する知識です。

  • 企業活動
  • 法務
  • 経営戦略マネジメント
  • 技術戦略マネジメント
  • ビジネスインダストリ
  • システム戦略
  • システム企画

■午後問題

長文形式の問題(一問に設問が複数)が計13問出題され、その中から7問に解答します。(2020年以降は5問)今後、出題数、出題される言語、配点が変更されますが、対象分野に変更はありません。(1-2.配点割合 参照)

毎年新しい用語が問題に追加されますので、過去問さえ解ければ大丈夫、というわけにはいきません。受験前にシラバスを確認しておきましょう。

IPA 試験要綱・シラバスなど】

https://www.jitec.ipa.go.jp/1_04hanni_sukiru/_index_hanni_skill.html


5.申込みから合格・認定まで

受験申し込みはIPAのサイトから、または書店で配布されている「受験ガイド」を入手して願書を郵送します。

5-1.試験実施日、試験地、試験会場

試験会場 全国47都道府県で実施していますが、会場の指定はできません。
申し込み時に受験地(都道府県名)の指定をしますと、受験票にIPAが指定した試験会場の詳細が記載されています。
試験日 毎年2回、全国で一斉に実施されます。
概ね4月の第3日曜日、10月の第3日曜日に実施されます。
受験手数料 5700円(税込)※20191月現在
クレジットカード、ペイジー、コンビニ支払いが利用できます。
試験日の変更 できません

5-2.申込から受験までの流れ

申込みや、申込み内容(住所等)の変更には、必ず期間が設定されています。受験予定だったのに申込みし忘れた!ということが無いようにご注意ください。

IPAの試験申し込みページから行う場合はこちら

IPA 受験申込み】

https://www.jitec.ipa.go.jp/1_01mosikomi/_index_mosikomi.html

[個人申込み]ボタンをクリックして、表示されるページの必要事項を読んでから、ページ下部の[同意する]ボタンをクリックして必要事項を入力します。

申し込み完了後にメールが送信されますが、再送されませんので、念のために画面コピーやメモを取っておいてください。

申し込み後に住所等の内容を変更する場合は、変更受付期間内に[申込内容訂正依頼フォーム]から行います。ただし、この期間後に転勤で引っ越したため、申し込んだ試験地での受験ができなくなった場合は、別途変更受付期間があります。(審査のうえ、変更可否が回答されます)

5-3.合格・認定

結果は、試験終了の約1カ月後にIPAのサイトにて確認できます。受験票に受験番号とパスワードが記載されていますので、結果が出るまで受験票は捨てないでください。

また、会社等で受験料を負担する制度がある場合、領収書の提出を求められる場合がありますが、受験料の領収書も受験票についています。どんなに合格する自信があっても受験票は全ての処理が終わるまで捨てないでください。

受験結果は以下のページで確認することができます。

IPA 合格発表・成績照会】

https://www.jitec.ipa.go.jp/1_05goukaku/_index_goukaku.html

サイトでの発表後に合格証書が簡易書留で郵送されます。受験後に住所が変わった方は、必ず郵便局へ転居届を出してください。

※再送が必要となった場合、再送費用は合格者負担となります。


6.学習方法

学習のポイントは

  • 見たことがない用語(単語)を無くす
  • 概要を掴む
  • 弱点分野を把握する。そして補強する。
  • 過去問で理解度を確認する
  • プログラミング問題は、それを実際に動かしてみる(動かせば記憶に残りやすい)

の、5つです。

最初に、初心者、経験者とも、まずは午前問題用の書籍を一度最後まで読んでみましょう。知識のある方は問題の傾向や、得意、不得意分野が把握できますし、知識の無い方は「どのくらいわからないのか」を、ここで感じ取ることができると思います。

単語がよくわからないけど全体的な理屈としては理解できるようであれば、見覚えのない単語、意味がわからない単語を無くしていきましょう。人は見たことがあるものに対しては、意外とスンナリ受け入れられます。

時間はかかりますが、参考書をかるく12周するだけでも抵抗感がだいぶ和らぎますので、ここは騙されたと思って読みましょう(笑)

わからない用語、気になった用語について調べる時は、こちらのサイトがお勧めです。

ざっくりでもイメージを掴むことが大切です。

「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典

https://wa3.i-3-i.info

午後問題については、経験者は過去問を解いて苦手部分の洗い出し、初心者は午前と同じように書籍を1冊読むことと、プログラミングでどれを選択するのか決めましょう。どの言語も経験がなければ「表計算」で、いきましょう。

基本情報で出題される「表計算」は、架空の表計算ソフト、という設定で出題されますが、Excelを使用できる環境があれば実際に使用して学習を進めるとわかりやすいと思います。(実際の試験問題は、すべて文章での出題で、PCが設置されていたり、画面コピーが添付されることはありません。必ず過去問を解いてください)

午前午後の学習が一通り終わったところで、過去問を解く→わからない、不正解問題を確認する、を、繰り返してください。

プログラミングに関する問題は、実際に動作させてみると解説を読むよりもスンナリ理解できることがあります。環境が用意できる方は、是非お試しください。

過去問対策には、以下のサイトがお勧めです。

基本情報技術者過去問道場

https://www.fe-siken.com/fekakomon.php

スマホでも参照できますし解説も載っていますので、こちらで毎日少しずつ学習するだけでも、かなり違います。

6-1.あくまで参考!私はこんな方法で合格した

学習方法の解説記事でよく見かけるのは、「○時間で合格した!」とか「○日あれば大丈夫!」というタイトルですが、学習にかける時間、日数は、あたりまえですが人それぞれです。

ですので、私がどこにポイントをおいて、どんな方法で学習したのかをご紹介します。

まず、繰り返しになりますが、この5つのポイントは変わりません。

  • 見たことがない用語(単語)を無くす
  • 概要を掴む
  • 弱点分野を把握する。そして補強する。
  • 過去問で理解度を確認する
  • プログラミング問題は、それを実際に動かしてみる(動かせば記憶に残りやすい)

これを「どうやったのか」が問題になるわけですが、私は次の方法で学習を進めました。

  1. 1日に読むのは1章まで(でも、やりたい時は進める)
  2. 1章終わらなくても飽きたらやめる
  3. 通勤の電車の中で本を読んだりスマホ学習はしない。思い出すのみ(5分間くらい)

とにかく脳が飽きている時に嫌々やっても仕方ないので、「これだけ覚えてね。ここまでやったら終わるから」と、脳に言い聞かせるような気持ちでやっていました。

電車の中で「思い出すのみ」にしたのは、電車の中は復習の時間と決めたからです。(電車が混んでいるのでスマホ出すどころじゃないし本は重い、という理由もありましたが)

前日に読んだ内容を思い出す、あるいは、前日に何も読んでいなければ、あとはどこを覚えなきゃいけなかったかな?と、試験範囲を思い出したりしていました。(この「思い出す」ために、図やイラストが多い書籍というのは、非常に助かるのです)

そこから派生して、あんな設定したなぁ、とか、こんなこと聞かれたなぁ、などなど、昔のあれこれを思い出して、本の内容を自分の経験に近づけてみたりもしました。

あとは、メールソフトやブラウザの設定を見るだけでも、基本情報の中で扱う単語は出てきますし、近くにPCがあれば、何が接続できるのか、規格は何か、などざっくり調べました。実際に2017年秋期試験にはUSB Type-Cのコネクタの形状を問う問題が出ていますので、こういうことも無駄にはなりません。

プログラミングについては「二種」受験の時は仕事で実際に行う機会がありましたが、「基本情報」受験の時は、書籍での復習のみでした。これについては、過去に自分で作って動作確認もしていたので、書籍でヨシとしました。

そんなわけで、参考書を読んだ時間とすれば、130分程度×14日(くらい)で、過去問を解くのもトータルで23時間程度、と短めですが、出題される単語と範囲を覚えておくことで、関連があるものを見れば頭のどこかで覚えておこうという意識が働きます。

そういった毎日の「つまみ食い学習」を重ねて過去問で補強したのが、私の学習方法でした。

本を読むだけが学習方法ではないのです。本の中で出てきた単語が、どんなところで使われているのかをネット検索するだけでも、だいぶ役立つと思いますので、まずは「これはどこで使われているか探し」から始めても良いのではないでしょうか。


7.おすすめの参考書&問題集

毎年新しい用語が追加されていきますので、参考書籍は出版年度が新しいもので、図解(イラスト)が多いものをお勧めします。

ほとんどの参考書は、午前問題対策用、午後問題対策用に内容が別れています。

<午前対策用>

定番の「キタミ式」は図解も多く、飽きずに最後まで読み通せます。柏木先生シリーズからは、ドリルをお勧めします。

キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者 平成31/01 (情報処理技術者試験)

平成31/01年 栢木先生の基本情報技術者教室準拠 書き込み式ドリル

<午後対策用>

午後のプログラミングは、どの言語を選択するかで書籍も別れますが、選択した言語についてある程度わかっている方は、一度過去問を解いて不正解の部分を見直す、を繰り返せば、あらためて書籍を購入しなくても大丈夫なのではないかと思います。

「表計算しか選択肢がない、しかもよくわからない・・・」という方は、一冊購入しましょう。

うかる! 基本情報技術者 [午後・アルゴリズム編] 2019年版 福嶋先生の集中ゼミ

うかる! 基本情報技術者 [午後・表計算編]


8.受験日当日の注意

他のIT資格試験と異なる点、初めて基本情報を受ける人と話が噛み合わなかった(笑)点について、挙げておきます。

  • 試験の雰囲気は、学校の教室で受けた期末試験、あるいは、センター試験を思い浮かべてください。座席は決まっていて、試験官の合図で始まります。
  • マークシートでの回答です。鉛筆(シャーペン)、消しゴムを忘れないでください。
  • 受験票には本人写真が必要です。貼っていないと受験できません。
  • 受験会場近くのコンビニから食べ物がすぐに無くなります。お昼ごはんは家から持参したほうが確実です。
  • 受験会場に到着してから、案内板を見て自分の席を確認して移動しますが、そこから自分の席まで5分以上かかることがあります(特に会場が大学の場合)
  • 会場に、ではなく、自分の席に開始20分前くらいには着くようにしましょう。
  • 自分の席に着いたらトイレの場所を確認しておきましょう。意外と遠いことがあります。
  • 受験番号や選択問題のマークを忘れると採点されません。回答の見直しも大切ですが、こちらも必ず見直してください。
  • 受験時にPCは一切使用しません。(午後問題解答時にPCで動作確認はできません)

9.さいごに

個人的に情報処理関連試験は秋の受験の方が落ち着いて受けられるような気がします。なぜかといいますと、春は花粉症の方が多く、試験中にいろいろな音が聞こえてきてしまうのと、会場によってはちょっと寒かったりします。気にならない方にはどうでもいいことですが。

情報処理技術者試験は、IT業界内で一番役に立つ資格だと思います。また、今後IT業界から離れることがあったとしても、ストラテジ系、マネジメント系は、仕事をするうえで必要な知識です。

全く無駄にならず、受験費用も安い国家資格ですので、是非チャレンジしてください。

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